Well-being有識者インタビューVol.16
VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代と言われる今、産業界では経営の根幹にウェルビーイングを据える企業が出てきている。利益の追求だけでなく企業の存在意義を基軸にした「パーパス経営」や、従業員の健康管理を経営的な視点で考える「健康経営」など、理念や人を大事にする経営が注目されている。ウェルビーイングな社会の実現のために、個人や企業が進むべき道、日本企業が抱える課題は何なのか。早稲田大学大学院経営管理研究科の入山章栄教授に経営学の視点から話を聞いた。

早稲田大学大学院経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授 入山章栄 氏
慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008年 米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.(博士号)取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。13年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。19年より現職。専門は経営学。