Well-being有識者インタビューVol.35
人はどう生き、どう働けばウェルビーイングを実感できるのかという議論が、活発に交わされるようになってきた。しかし、病を患い命が尽きる際の終末期のウェルビーイングが話題になることは少ない。「看取りの医学」の最前線に立つ老年内科医で作家でもある南杏子氏に、最新作の小説『いのちの波止場』(幻冬舎)の創作エピソードを交えながら死の観点からのウェルビーイングについて話を聞いた。
作家・医師 南杏子 氏
日本女子大学家政学部を卒業後、出版社勤務。夫の転勤に伴い英国へ。帰国後、33歳で東海大学医学部に学士編入し、38歳で医師に。慶應義塾大学病院老年内科などでの研修を経て、都内の高齢者病院に内科医として勤務。臨床体験などをもとに2016年『サイレント・ブレス』(幻冬舎)で小説家としてデビュー。最新作は『いのちの波止場』(同)。